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前回のMicrosoft Web Platform Installer(以下Web PI)に続いて、今回はWebMatrixについて紹介したい。WebMatrixというのはWebシステム開発に必要となる機能を一つにまとめたWeb開発ツールになる。下準備から開発、テストそして最後のリモートへの配置までWeb開発における必要な機能が一揃い提供されている。

WebMatrixの主な機能は次の通りだ。有名なオープンソース・ソフトウェアのダウンロード、ローカルサーバでのテスト実行、プログラミングファイルの編集。アクセスログの閲覧、データベース閲覧と修正、改善レポートの取得そして最後にWebサイトのリモートへの配置だ。WebMatrix のインストール自体は、 Web PI より行われる。Web PI がまだ入っていない環境でも、WebMatrixのサイトのダウンロードボタンをクリックすれば自動的に Web PI もインストールされ、かつWebMatrix のインストールまで自動的に進めるので、セットアップさえ終わればすぐに利用できる。

起動時、最初に表示されるクイックスタート

最初に起動すると4つの選択画面が表示される。個人用サイト、Webギャラリー、テンプレート、フォルダーからのサイト作成だ。既にシステムを作っている場合は個人サイトやフォルダーからのサイト作成を選べば良い。新しくサイトを作る場合には一から作るか、オープンソース・ソフトウェアが数多く登録されているWebギャラリーやテンプレートから自分が作りたいシステムを選ぶといいだろう。いずれの場合も使いたいシステムを選ぶだけですぐに使い始めることができる。

テンプレート。フォトギャラリーサイト等が簡単に作れる

各種オープンソース・ソフトウェアもここから一発インストール

ここからWebMatrixのメイン機能を紹介する。

サイト

サイト情報。すでにサーバは動いている。

Webギャラリーやテンプレートからシステムを生成した場合、メイン画面が立ち上がった時点ですぐに利用開始できる。PHPやASP.NETも既に設定された状態なので、何の手間もいらない。一番最初に表示されるのがサイトで、ここではアクセスログを見たり、ローカルのテスト環境のURLを確認することができる。また、実際に実行するリモートサイトへの発行も行える。発行はWeb発行と呼ばれる方式の他、FTPも利用できる。FTPの場合はデータベースは別途自分で設定する必要がある。Web発行の場合は接続文字列を指定することでデータベースまで含めてセットアップしてくれる。

アクセスログでは問題のないアクセスかエラーか、アイコンで分かりやすく表示される。なおPOSTの場合送られたデータを見ることができないようだ。アクセスログの一覧から、実行された時に呼び出されたファイルをすぐに開いて編集する機能が便利だ。

なおPHPのバージョンはデフォルトで5.2だが、5.3に切り替えるのもWebMatrix上で簡単にできる。バージョンによる動作確認にも利用できるだろう。

フォトギャラリーを試している所

アクセスログ。実行されたファイルにすぐ飛べるのが良い

発行先の提案。Web発行に対応しているプロバイダが並ぶ。中には250円/月なんて所も…

ファイル

編集画面。各種言語に対応したハイライト処理。

ファイルの編集はPHP、JavaScript、CSSをはじめとして各種拡張子に対応したハイライト表示が行える。ファイルはタブを使って複数ファイル開ける。プログラミングエディタとしては決して高機能ではないが、簡易的な編集であれば十分こなせるだろう。

左側にファイル/フォルダツリーが表示されて、そこから開いて編集できる、簡易的なプロジェクト機能が備わっている。ファイルやフォルダの追加もWebMatrix上で行える。さらに高度な編集を要する場合にはVisual Studioの起動も可能だ。

データベース

データの表形式での閲覧。編集もできる。

データベース機能を使えば、SQL ServerやMySQLデータベースの中身を閲覧したりメンテナンスすることができる。テーブルやビュー、ストアドプロシージャの一覧をしたり、中のデータを表形式で閲覧、編集できる。UIとしてはMS Accessに似ており、ビジュアル的にテーブルの定義が行える。システム開発を行っていてデータベースの内容を確認したいと思うことが多いので、特に威力を発揮するだろう。

構造の確認。新規テーブルも作れる。

レポート

サイトレポートの作成

レポート機能ではサイトの品質を高めるための分析と提案を行ってくれる。これはパフォーマンスとSEO的な視点でWebサイトのアクセスログを解析する。例えばメタタグが抜けているとかh1タグがないなどと言った具合だ。開発中にはつい忘れてしまいがちな内容だけに、アクセスログを通じた分析で新しい気付きがありそうだ。この場合も呼び出されたスクリプトファイルにその場から飛んですぐに編集ができる。レポートはCSV形式でエクスポートできる。

SEO、パフォーマンスの観点から提案してくれる

まとめ

以上がWebMatrixの主な機能になる。オープンソース・ソフトウェアをクリックだけでインストールしてすぐに編集できるというのは例えばプラグイン開発を行うといった際に便利そうだ。もちろんコアに手を入れたい場合も同じだ。またテンプレートを使えば一から全てを開発するのではなく、既に動くコードを見ながら勉強しつつ開発を行うと言ったこともできるだろう。何より下準備から開発、テスト環境、リモートへの配置まで一気通貫で提供されるのが良い。個々の状況に応じてツールを使い分けている人が多いと思うが、切り替えに不便さを感じていた人にはおすすめだ。

WebMatrixのダウンロードは以下よりどうぞ!

Microsoft Web Platform

 

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